2011年02月24日

はじまり・・・

こんにちは。

椅子と無垢板テーブルの専門工房「BC工房」の家具にまつわるいろんな話を、
少しづつご紹介していきます。

東京・神奈川を拠点に、ただいま全国に広がり中。
小さい家具工房が発信する、「幸せ」とは?

家具が人を幸せにする、あちらこちらから、お届けしていきます。
ときどき更新・・・気長にお付き合いくださいね。


はじめは、、、

東京・高尾にある耳鼻科医院のお話です。




”高尾”といえば、高尾山。

高尾山からはちょこっと離れたところ、
JR・京王線「高尾駅」からすぐにある、
「高尾耳鼻咽喉科医院」

先日、新築移転と20周年のお祝いの会が行われ、行ってきました。



この病院の建築は、リンダルシーダーホームズという、カナダ発祥のハウスメーカーデザイン。
とっても素晴らしい空間なんです。


お祝いの会は、遠方からもたくさんの方々が集まっていました。




「病院のお祝いの会」なんですが、
馬頭琴のコンサートや、バイオリンの独奏、朗読などなど、
とってもユニークで、盛りだくさん。

ちなみに馬頭琴を持っているのは、院長ご夫妻の友人、
モンゴル出身の馬頭琴奏者の”バトさん”。
ヨーヨーマさんとの共演もあるという、スゴイ方なんですよ。



そして、
音楽を聴きながら、みなさんが座っている木のベンチ。
これ、BC工房が作ったオリジナルベンチです!
ふだんは、患者さんが座る、待合ベンチ。





待合室のベンチなんて、暗くて、ちょっと気持ちが重くなるようなイメージがあるんですが、、、
「楽しくて明るい病院」という、院長ご夫妻の考えにぴったりの、
座ると ”おしりが喜ぶ” ベンチです。
座り心地はとってもGOOD。



そして、

病院の2階は、ギャラリースペース。
その名も、”みみはなギャラリー”
写真展や、ヨガ教室や、いろんな催しを楽しむための場所。

ギャラリーの中心には、BC工房が作った
「みみはな無垢の木テーブル」といろんな椅子たち。




耳の曲線をイメージしたテーブルだそうです。
やわらかいカーブが絶妙。
こんな自由な発想でいいんだなぁ、と、感動ものの無垢板テーブル。
しかも、テーブルが7つに別れているので、移動しても楽しめる!?



病院は、以前よりも連日患者さんが多く、
来院される方が増えたそうです。

院長ご夫妻いわく・・・
「BC工房の社長さんが言ったとおり・・・患者さんがふえてねぇ。。
ありがたいんだけど、、、ひとりひとりをちゃんと診たいから、、、
患者さんをお待たせしちゃうんだよね、、、」っと、
うれしさと、うらはらな思いもおありのようです。

患者さんから「ありがとうございます」って、いわれるんだけど、
BC工房のベンチのおかげだと思うよ。とも。。。



連日200人を超える患者さんが訪れ、
待合には一日中、たくさんの人が座って待っています。
「でも、前の病院のように、ギュウギュウに混みあっている気がしない。」
と、院長ご夫妻。

たしかに、ベンチに座ってると、お隣さんと近いんだけど、
息苦しさがない、というのか・・・
そこに行ってみると、納得です。




「オーナー」と、
「空間を作る人」「家具を作る人」「その場所を作るすべての人たち」
みんなが同じ考え方を共有して、
作り上げられた場所なんだと感じました。



病院のベンチ。
こんなにステキなベンチに出会ったことありますか?
  


Posted by 工房staff at 10:15Comments(0)